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レコードへのこだわり

 エジプトでは大英博物館への批判が根強いようです。かつて略奪されたと考えられる蒐集品の返還を求める声であります。それは世界に類を見ない、この博物館の権威を根こそぎ奪ってしまうほどの量の古代史展示品への批判であります。これらが戦争の理由で、また、先進国あるいは大国の利権で奪われたことは歴史が裏付けているのですが、このことで人類の宝が保存に耐えたことも見逃せない事実です。桃山や江戸文化の逸品がアメリカに豊富なことも同様な事件と言えるでしょう。

 心情的に言って、このことには批判に回っていた私でしたが、ある日以来、我がことと照らし合わせて複雑な気持ちでおります。私のように年に10万枚ものレコードを輸入している者は極めて稀でしょう。レコードを文化財と考えて海外を駆け巡り吟味して手に入れたものを持ち帰る。その行為を時折大英博物館の例に比べ我が身の矛盾を感じることもありましたたが、取引という正当性を理由に心痛めることは少なかったのです。でも、知人より、「経済大国が資金力にものを言わせる行為に違いはない」、と指摘され、返す言葉がありませんでした。もし私がレコードは商品に過ぎず、経済行為以外の何物でもないとの姿勢であれば心も痛まないのでしょうが、なまじ文化財と考えるところから悩みが生じるのです。

 イギリス人ほど彼らの生んだレコード名盤への誇りをもつ者はありません。EMIやデッカの存在がレコード文化に及ぼした影響力は計り知れないほど巨大です。彼らは嘆いています。「いまや我々の生んだ名盤が日本や韓国に奪われている」、と。このことへの痛みを和らげる意味でも、個々の音楽生活ひいては精神生活の充足のために、私はレコードという文化財を尊重・理解して役立てていただきたいと願っています。幸い我が国のレコード愛好家の資質は、この方面での先進国を凌ぐ部分もあり、殊にレコードへの愛着の深さは世界の認めるところであります。




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