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レコードへのこだわり

 取り立ててアナログなどと呼ばれなかった所に、ディジタルという言葉に対をなすものとして、アナログと言う言葉は、俄かにあちこちで聞かれるようになりました。機械音痴な私ですが、この二つの特徴をメンタルな意味でとらえてみると興味深いことが多くあります。

 レコード業界にディジタルの文字が登場したころ、DIGITALのロゴは妙に角張ったデザインが使われました。これは見覚えがありました。時計の文字盤に数字表示として使われる字体と同じだったのです。時計の世界ではずっと以前からディジタル化が進んでいたのです。今や長針と短針を持つアナログ時計は、数の上では歴史的になりつつあるのかもしれなません。

 駅舎の大時計や広場の時計塔はアナログ時計が好まれているように思われます。読み取りの正確さはディジタル時計にかないませんが、早さは勝るでしょう。瞬時にして「いま何時」かが、読み取れます。物忘れの早い私など、1分前にちらりと見た時計がディジタルなら、記憶を取り戻せないこともあります。しかし、アナログ時計なら、ずっと長い間、愛すべき二つの針の位置をイメージしています。しかも、針の位置は量としての時間をも伝えてくれると同時に、その動きには時間の経過さえ実感を伴っています。一秒毎のカチカチと聞こえる音があれば、まるで機械を越えた生き物のような存在感を持っています。

 カメラを愛する友人が言いました。「バカチョンと呼ばれた時代から始まって、今のディジタル・カメラでの撮影で、人間の判断は無用に近くなってしまった。すべて内臓された機能が高画質を保証してくれる」。彼は続け、「けれども、そうした最先端のカメラを駆使しているプロはいない」、と。肌を撫でる風と湿度、微妙な光の加減、ファインダーを通して探る解像度、シャッター・チャンスなど長年の感と経験が結実するには、操作領域の豊富な(アナログ)カメラに限るのだそうな。